pua nānā lā

おひさまのような花

◇鼓動

鼓動、この曲名のつけ方がまず好きです。あまりにシンプルに実直に、生きるということを表していて。 そっと自分の心に問いかけ言い聞かせるようなAメロ、だんだん胸が高鳴りやがてそれが抑えきれずに走りだして、サビで一気に翼を広げた瞬間にばっと視界が…

◇未来航海

「航海」 これはもうジャニソンの世界観を作り出すモチーフとしてひとつ確率されたものであるように思います。 すぐに思いつくものだけでも関ジャニ∞の「旅人」やKAT-TUNの「GOLD」、それに舞台ANOTHER劇中歌の「ANOTHER TOMORROW」など… 船、海、旅こんなイ…

◇この星のHIKARI

すっきりと甘い感情を歌った歌詞と爽やかで耳触りのいい曲調… 例えるならガラス瓶入りの透きとおったサイダーのようで、なんだか無条件にきゅんとしてしまうテイストです。 なんだか気になるのは、初々しさの中に見え隠れするちょっとした「余裕」。 「瞳の…

◇We’ll be together

ジャニーさんが自ら作詞した数少ない曲。初めてそれを知った時には驚きました。 だって、鬼才と呼ばれる彼がアイドルプロデュースやショー演出で見せる人々を圧倒させるような奇抜さや眩しい程のの華やかさがあまりにも影を潜めているから。 素朴で、純粋で…

◇Heavenly Psycho

平易なコード進行と凝っているとは言えないアレンジ、シンプルな言葉で紡がれた歌詞… 平凡だけど、道端に咲く一輪の花のような実直さで聞く人の心まで照らすような強い光を持った歌です。 気になるのは曲名。 なんとなく耳触りのいい英単語を繋げているもの…

◆もしも伊勢三郎が岸優太だったら。

※歴史的事実ではなく義経物語、 特に2013年の滝沢演舞城に着想を得て執筆しています。 二幕、義経一行の物語は三郎役・岸優太のナレーションから始まる。 「すべてはここから始まった!百姓だったこの三郎が親方様に付き従い天下取りの夢を見ることができた…

◆ ROAD FROM PLAYZONE…(5)

続いては… ROAD FROM PLAYZONE ~Where we were & Where we go~ 13/15 M.A.D公演 【 set list 】 -OVERTURE- M1 愛なんだ /V6 M2 きっと大丈夫 /嵐 M3 ライバル /Kinki Kids M4 STARDUST /NEWS -MC1- M5 FUNKY FLUSHIN’ M6 カンペキ! M7 HONEY BEAT M8 愛…

◇「真夏の夜の花」考察

“真夏の夜の花の「違うんだ、そうじゃない」って結局一体何が違うんだろう” とあるフォロワーさんのこの一言がなんだかとっても胸に引っかかった。そして思った。それな、と。 「真夏の夜の花」と言えば、PLAYZONEが生み出した名曲。しっとりとした曲調なが…

◆ ROAD FROM PLAYZONE…(4)

続いては… ROAD FROM PLAYZONE ~Where we were & Where we go~ 13/12 Travis Japan公演初日 【 set list 】 M1 OVERTURE M2 4U /KAT-TUN M3 百花繚乱 /Hay!Say!Jump M4 さくらガール /NEWS M5 サクラ咲ケ /嵐 M6 恋は匂えど散りぬるを(川島・吉澤) /Kin…

◆ ROAD FROM PLAYZONE…(3)

続いては… ROAD FROM PLAYZONE ~Where we were & Where we go~ 13/9 They武道公演初日 【 set list 】 M1 OVERTURE M2 GOLD /KAT-TUN M3 Rock this /嵐 M4 MAGMA /V6 M5 サヤエンドウ /NEWS -INT1- M6 ハッとしてGood!/田原俊彦 M7 チラリズム /NEWS M8 …

◆ ROAD FROM PLAYZONE…(2)

いよいよ本題、各公演レポに入ります。まずは… ROAD FROM PLAYZONE ~Where we were & Where we go~ 13/6 ふぉ~ゆ~公演初日 【 set list 】 M1 dance -Remix- M2 Peaceful days /KAT-TUN M3 InaZuma☆Venus /ABC-Z M4 ふらいんぐ・ぴーぷる'99 /KinKi Kid…

◆ ROAD FROM PLAYZONE…(1)

秋。 楽しかった夏が終わり、一部のヲタク達が「現場が無い…。」「もしかして年末まで会えないかもしれない……。」とどんよりする時期。数週間前まで怒涛のごとくTLに流れ込んできていたレポもめっきり少なくなって、なんだか物寂しさを感じます。 せっかくの…

『ドリアン・グレイの肖像』…(8)

これで『ドリアン・グレイの肖像』に関する感想は最後です。 自己満足の評論にお付き合い頂きありがとうございました! また同じカンパニーでの何か公演があったらうれしいなぁ~と、 勝手に期待し願っております…! (歌と踊りがお上手な方揃いだからミュー…

『ドリアン・グレイの肖像』…(7)

【James Vane -仲田拡輝-】3 「原作との比較」 今作を観劇された方の中には原作ファンの方から未読の方までいらっしゃるかと思うのだが、おそらくニュートラルな状態で読んだ場合、ジェームズ・ヴェインというキャラクターにここまで情熱を傾ける人間は少な…

『ドリアン・グレイの肖像』…(6)

【James Vane -仲田拡輝-】2 「十字架を背負い復讐を誓うジェームズ」 旅先で姉の死を知り、「プリンス・チャーミング」への復讐を誓うジムの、遺恨に歪んだ表情と怒りに満ちた声。彼(つまりジェイムズ・ヴェインというキャラクターと、仲田拡輝くん本人)…

『ドリアン・グレイの肖像』…(5)

【James Vane -仲田拡輝-】 今作への出演が発表された時から、本当に心待ちにしていた。 彼の演じるJames Vaneに会える日を。 彼の出演決定を動機として本公演のチケットを取り、原作小説を購入し、何度も追読しては期待に胸を膨らませた私にとって、幕が開…

『ドリアン・グレイの肖像』…(4)

【Sibyl Vane -舞羽美海-】 言わずと知れた宝塚歌劇団の元トップ娘役。あの音月桂氏のお相手役という事もあって、あまり宝塚に詳しくない、あるいは観劇したことがなくても、知っているという人は多いのではないだろうか。私もその一人だ。恥ずかしながら、…

『ドリアン・グレイの肖像』…(3)

【Basil Hallward –金すんら-】 今後原作を再読する際、私はバジルの全ての台詞をあの暖かくて深みのある金すんら氏の声で再生することができるだろう。それは何と贅沢なことだろうか。すでに千秋楽の幕が閉じてから5日が経過しているが、彼の口からまるで歌…

『ドリアン・グレイの肖像』…(2)

【Henry Wotton -徳山秀典-】 観劇前に原作を読みながら、一番役に当てはめられなかったのが彼だった。徳山秀典氏が、というよりヘンリー自体が、どんな表情であのドリアンを誘惑する耽美なパラドックスを口にし、どんな風にページの外に出てきて舞台の上を…

『ドリアン・グレイの肖像』…(1)

『ドリアン・グレイの肖像』 16th Aug.- 6th Sep. 作者オスカー・ワイルド自身の耽美主義・快楽主義的なエッセンスを惜しみなく反映させた文章の羅列と個性的な登場人物が魅力的な原作。気づけば追読を重ね、自分の中でそれなりにイメージを作り上げてから初…