pua nānā lā

おひさまのような花

◆ ROAD FROM PLAYZONE…(4)

 

続いては…

 

ROAD FROM PLAYZONE

     ~Where we were & Where we go~

13/12 Travis Japan公演初日

 

【 set list 】

M1 OVERTURE

M2 4U /KAT-TUN

M3 百花繚乱 /Hay!Say!Jump

M4 さくらガール /NEWS

M5 サクラ咲ケ /嵐

M6 恋は匂えど散りぬるを(川島・吉澤) /Kinki kids

-INT1-

M7 Summer Splash /嵐

M8 SHOWER GATE /ABC-Z

M9 ERO -2012ver.-(森田・阿部)/山下智久

M10 夏日憂歌(兄)/SMAP

M11 夏の名前(弟)/嵐

-INT2-

M12 秋 /男闘魂組

M13 夕闇トレイン /関ジャニ∞

M14 恋よ(仲田・宮近)/タッキ―&翼

M15 怪・セラ・セラ(七五三掛・梶山・中村)/山下智久

M16 僕はVampire /Hay!Say!Jump

-INT3-

M17 Heartful Voice /タッキ―&翼

M18 雪が降ってきた /SMAP

M19 Silver Bells(仲田・七五三掛・梶山・中村・阿部) /V6

M20 シンデレラクリスマス(森田・川島・宮近・吉澤) / Kinki kids

M21 真冬のナガレボシ /NEWS

-挨拶-

M22 DREAMS /NEWS

ENC1 スキすぎて /Sexy Zone

ENC2 C=Normal /舞闘冠

ENC3 High five /中山優馬

 

Travis Japanにとって1stコンサートとなる今回の公演のテーマは「四季をめぐる旅」。ん、なんかどこかで聞いたことあるような。あれ、もしかしてこの流れ13月探しに行っちゃう…?そう思った人、おそらく一人や二人じゃないはず(笑)ジャニーズにありがちなテーマだけど、やっぱりこういうの好きだ。何より、普段あんまり聴く機会のない楽曲の良さを再発見できるところがスバラシイ。実際今回も、改めて聴くとめちゃくちゃいいなと思ったナンバーがいくつもありました。そもそも、Jr.コンの魅力の一つってそこかなぁ、と昔から個人的には思っていて。オリジナル曲がない(あるいは少ない)から、どうしても先輩の曲がメインになってくる。ジャニーズのすごいところって、それによって何度でも新しい輝きを見せてくれる曲が本当にたくさんあるんですよね。どれもこれも驚くほど色褪せない。中にはオリジナルよりもカバーの方が有名になってるものがあったり、繰り返しカバーされてる名曲なんかは世代によって「この曲と言えばこの人(グループ)」という認識が異なったりして、一曲一曲がそういうストーリーやヒストリーを持ってる。この深みって、1年や2年じゃ絶対に出せないじゃないですか。だからこそ面白いし、なんていうか、とてもゴージャスだなぁと思うんです。それは、今回改めて感じたことでした。

あとはやっぱりなんてったって、いろんなかわいい9人、かっこいい9人が見れたのは何より最高にうれしかったなぁ、、Jr.の現場って限られてるから、場合によっては毎年ほぼ決まった時期にしか見れなかったりするじゃないですか。それを、今回は一年分いっぺんに見せてもらったような感じで…この上なく贅沢な気分というか。だって、こんなの見せられたらTravis Japanのファンの子たち、これからはきっとどの季節にも彼らのこと思い出しちゃうんじゃないかなぁ。例えば、満開のさくらの花を見上げて。あるいは夏の近づく匂いを感じた瞬間とか、落ち葉を踏む音を聞いたとき、雪の舞う街の中で…。そう考えると、ずるいなぁと。そして、しあわせだなぁと。そんなことを想った、素敵な時間でした。

 

 

それでは以下、公演のレポです。

 

【M1 OVERTURE】【M2 4U】

イントロがかかると、暗転状態のステージに桜色のピンスポがあたる。

予感がはじけたあの日あの場所あの瞬間

歓声の中最初にステージに現れたのは森田・阿部・宮近。

五感のすべてがきっと知ってためぐり逢い

その後、A・Bメロの歌割ごとに仲田・七五三掛・梶山→川島・吉澤・中村の順番で二手に分かれて袖から出てきて…サビで全員ステージ中央に揃って踊りだした瞬間、鳥肌立った。うまく言えないけど、うわーートラジャコンなんだって。9人揃って、ぎゅっとステージに集まったときの輝きが圧巻で。あぁこれは、Travis japan、始まっちゃってんなと。

衣装はHay!Say!Jumpのおさがりの、ライトと同じ桜色のスーツ。そう、ちょうどぴったり9着。ま、まばゆい…!と思わず手を合わせました。じゃんぷちゃんありがとう。(泣)

間奏で自己紹介。

 

森田「もりたみゅうとでーす!きょっ、きょうはさいこうないちにちにしようぜぇー!(トリプルターン)」

 

川島「どーもー川島如恵留ですっ!みなさん一緒に素敵な思い出つくりましょうっ!(バク宙)」

 

七五三掛(無言で耳に手をあてて歓声をねだる)\しめちゃーーーーーーーん!/「(にっこり♡)しめちゃんでぇす♡(にゃんこポーズ)」

 

仲田(しめの自己紹介をのぞきこんで、キメポーズと同時に「やられた…!」って胸を押さえて気絶するふり。隣のうみんちゅに肩ポンポンされてハッ!って目開けて、フレジュ喋りで)「あ、えっと、沖縄ジャニーズジュニアの仲田拡輝ですっ、えっと、特技h(ここで顕嵐カットイン)」

 

阿部(早速ふざけ倒す拡輝おじいにウケながら)「阿部顕嵐でーす!あれ、声足りないんじゃないの~?!」\キャーーーーー!!/「その調子で最後まで盛り上がっていきましょう!!」※ちなみにオーラスでは「見てくださいよこの腰振り~~~(cv.レイザーラモンHG)」をぶっこんできたそうな。大事なもの失くした顕嵐強い。

 

梶山「梶山朝日でーす!みんな~盛り上がる準備できてる?」\いえーーーーい!/「いいこ。今日はアツーイ夜にしようぜ♡♡(ウインク)」

 

中村「あっ、中村かいとです!!」(隣の拡輝にニヤニヤしながらなんか言われる)「…えっと、一発芸します!(8人一斉に手をバツしたり横振って「いいよいいよやんなくて」www)「えぇーーーーー!!!(ニタニタ)」

 

吉澤(うみんちゅのグダグダにちょっと呆れ笑いしつつ)「どうも、吉澤閑也です!…みんな、まっててくれてありがとー!最後まで楽しんでってください!!」

 

宮近「やっとまわってきたーー宮近海斗でぇーーーす!!(笑)Travis japan 1st concert、みなさん声出していけますかーーー?!」\キャーーーーー!/「OK!それじゃあ今日は、僕たちとの “4つの季節をめぐる時間の旅”、最後まで一緒についてきて下さい!!!!」

 

やっと全員続けてできたね!!!その他ツッコミは各自でお願いします(雑)。なにはともあれ、この宮近のしれっと放った一言で、察しの良いヲタクは13月を探しに行く心の準備を始める。間奏後の歌割は、亀梨くんソロの大サビが絶対このパートのためにボイトレしたやろな如恵留。うまい。このキーを地声で引っ張る意地はさすが…しょっぱなから如恵留ってた。Cメロの「君にKissを…」は顕嵐。ラスサビの「You’re my last girl.. It’s you!」は美勇人。二人して平然とウインクとかかましてくる。はやくも死者120人前後にのぼる客席。目の前の席にいた顕嵐担のおねえさんも早速犠牲になりました…。

【M3百花繚乱】

あ、もうこれ完全に13月探すやつだわぁってなる会場。いやーしかしこの曲はいいです。ものすごくドラマチック。振りはほぼJumpが少クラとかで踊ってたまんまかな?「尚も激しく舞う乱れる花びら…」のところで前列が膝立てて座るフォーメーション(伝わるかな…笑)のところとか、これ絶対9人いるからこその迫力だよなぁと思ったり。大サビの山田くんパートは宮近くん。「…儚く~♩の声の出し方が最高に切なくて綺麗だった。

【M4 さくらガール】

仲田・七五三掛「でも僕にとってはぜんぶ忘れない、きっと一生忘れない

きれいな音色でハモるんだわこれが~~~~~(号泣)しめちゃんのリードに拡輝がそっと寄り添うから、溶けるように声が重なって。

中村「散りゆくからきれいなんだってさ

梶山「そんなこと知らない僕に何が出来たって言うのさ

ここの歌割りもね…!頬にかかった髪の毛でうまく見えない俯いたうみんちゅの切ない表情とか、こんな時ばっかり年相応な初々しい青さ全開で年下の男の子する朝日とか。バックに教室の景色が見えるようなあまずっぱさで、なんか、若いっていいなぁ。恋っていいなぁと思ったよ…。(遠い目)ダンスはオリジナルの手振りを生かしつつところどころより細かい振りをつけて…、意外にダンサブルなアレンジをうまく生かしてて、なんともいい感じな仕上がりに。

【M5 サクラ咲ケ

無条件に何かしらやる気が出ちゃう曲。ベタだけど、受験生の時ヘビロテしてたなぁ。そんな風に、一度はこの曲に励まされた記憶のある人って多いんじゃないだろうか。サビの拳をあげて裏打ちするノリ方なんかも一体感が生まれて楽しいし、RAPで一気にテンションが上がってく感じも快感。

今まけば種花咲かす やった後言うならまだわかるんだ

そうそりゃ時間なんてのはかかる 春には大きな花を咲かす

これ川島さん(現役青学生・芸能活動と学業を両立させつつ3年前期までに必要単位を修得しすでに卒業確定済)に言われたらえげつないほど説得力あるよね……。

【M6 恋は匂えど散りぬるを(川島・吉澤)】

美しいナンバーでした。それに尽きる。この曲のPVのCGがすごく印象に残っていて…満開の桜の下で水しぶきをあげながら踊るKinkiの二人が恐ろしく二次元ですごく好きだったんだけど、なんだかその姿に重なるようで。サビで歌詞が女性目線(というより、「僕」目線の回想の中でサビの部分は「あなた」の話した台詞みたいなイメージなのかな?)になるところの切り替えというか、二人の表情の変化が見事でした。「恋は儚いわ」「涙愛しいよ」っていう色っぽい言葉の端々と二人の目線の流し方がなんとも女性的で艶っぽかった一曲。

【INT1】

のえしずが捌けたあと、次々ステージに出てくる森田・宮近・梶山・中村・阿部。

宮近「いやぁ~~~春っていいよね!!」

梶山「いいねぇ。俺春いっちばんすきだわ。」

中村「(おだんごもぐもぐ)」

森田「おまえなにくってんだよ(笑)」

中村「えぇ~?春と言ったらお花見でしょ(ニタニタ)」

阿部「自由(笑)いやでもいいよねお花見。じゃあ、このへんで一旦座ってゆっくr

「「「「「夏だ~~~~!!!!!」」」」

南国柄ハーパン×Tシャツの他vis Japan乱入。しめちゃんは頭にサングラス着用、しーくんは浮き輪着用。この衣装になって気づいたけど、みんなグッズのラバーバンドしてました!(※◆ ROAD FROM PLAYZONE…(1)参照。)PZのラバーバンドと重ね付けしてるちかんちゅかわいい。

仲田「え?何やってんの?」

宮近「いや、お花見…」

仲田「何言ってんの、今夏だよ?(笑)」

森田「は、ちげーよ、はr」

七五三掛「夏だよ!!!」

森田「ちょ、ちょっとまって、わけがわからない。」

仲田「俺らだけじゃないからね?如恵留と閑也もだからね??」

吉澤「夏だね、おれこんな恰好しちゃってるからね。」

川島「うん。ほら、5人も早く着替えてきて?」

「「「「は~~~い」」」」

仲田「素直(笑)」

七五三掛「よし、みんなで海いこう!」

【M7 Summer Splash】

さま~~~~すぷらーっしゅ!!!!!

この曲たのしいよねぇ。でも本人たちが一番楽しそうだったなぁ(笑)「(行こう!)街から離れ しぶきを浴び浮足立つ浜辺へ~アツアツの想い芽生える夏なんだ」のメインRAP部分歌う宮近だったんだけど、その周りを囲んで()部分歌う8人のテンションがえぐいほど高くて、完全に笑わせにいってて。最後の一節で宮近が笑いすぎて歌えなくなったところですかさずうみんちゅの背中を押す拡輝(笑)ニヤニヤしながら「ふふふふはずさ!アツアツのふふんふふふふなつなんだ!!!」で乗り切るうみんちゅ(笑)しめちゃんと美勇人は端っこで爆笑してるだけの簡単なお仕事してるしほんともう……いいけど許すけどかわいいから……

【M8 SHOWER GATE】

水しぶきの飛ぶプールサイドにいるような、どこからともなく日焼け止めのにおいがしてくるような、そんな夏の特別な空気感をつめこんだみたいな一曲。「溢れ出す言葉で愛をお届け♡」なしめちゃんにノックアウトされる人ちらほら。如恵留は「そう思い通りに伝えたいけど~」の塚ちゃんパートをGETしてご満悦でした。

【M9 ERO -2012ver.-(森田・阿部) 】

前の曲の途中でこの二人だけ捌けたからまさかなぁとは思ったけど。黒スーツ×柄シャツ(ボタン全開)×ハット姿で彼らが出てきたときの会場の歓声けたたましすぎて地球割れるかと思ったよほんとに…。まさかね、くっつけてくるとは。そしてこのナンバーをチョイスしてくるとは…。なんてったって歌詞があの野島先生、そしてアレンジは今を時めくMr.ヒャダイン。そこにあらみゅでしょ?正直、チートですよ。ストリングスの効いた高級感のあるサウンドとあでやかな言葉の響きのなかで、またあの二人が上手に泳ぐからねぇ……。なんていうか、悔しいほどうまいなぁと思いましたね。きれいな色のついた透明のプラスチックみたいな、そんなどこかフェイクっぽいセクシーさ。=エロっぽさ。

阿部「恋なんて使い捨てカイロのようね

森田「触れ合う熱が冷めれば 微笑んで、

森田・阿部「「バイバイ……」」

「経済効果1.5億円!!」みたいな見出しつけたい背中合わせに乾杯。

【M10 夏日憂歌(兄)】

これまたニクい選曲。美勇人が好きだと言っていた、SMAPさんの名曲「オレンジ」のその後を描いたナンバー。いくら「兄組」とはいえまだまだ二十歳そこそこで、大人になってあの頃を思い出す、なんてシチュエーションが似合うような年ではないはずの4人なのに、ずいぶん切なく踊ってくれたなぁと。コンテとかスロージャズ系のしっとりした振りを、あんなに雰囲気よく踊れるジャニーズJr.って何人いるのだろうか、、

森田「過ぎ去りしdays 駆け抜けたways憧れ泣いた

川島「あの夢は誰が手に入れたのだろう

七五三掛「分け合えたtruth 面影はblues

仲田憂い傷つきながら あなただけ愛していた…」

拡輝の憂いを帯びた伏し目がちの微笑みって、米国タイム誌が発表するこの世の中で最も美しいもの100に絶対入るよね、確信した…。

【M11 夏の名前(弟)】

イントロでかなり沸いた会場。すきなひと多いんだなぁ、この曲。Bメロの「一番好きな服だけを、昨日の夜カバンに詰めた」で一個前の曲出てた顕嵐が薄手のジャケット羽織りながら汗ひとつかかず颯爽と出てきたのクールだった。そよ風かお前は。なんだか後味の良いさわやかな切なさが弟組のはじけるような若さにぴったりで、「My friend, Dear friend.」で高音があがりきらなかったり、ちょっぴり不安定な音程のあどけなさも魅力の一つになってたんじゃないかな。嵐の曲らしい、リリカルなRAP→Cメロという展開もすき。厨でもなんでもないんだけど、あらちかの、向き合って「君と出会ったこと」「離れても忘れない」からの二人で前見て「「いくつか過ぎてた夏の名前忘れないだろう~」」には思わず「これがあらちかジャスティスってやつか…」と心の中でつぶやいてしまったよ。

【INT2】

 気づけば夕暮れのような落ち葉のような、暖色のライトで照らされるステージ。BGMはマッチさんの「夕焼けの歌」。とぼとぼステージに出てきた宮近くんがメロディーに合わせて哀愁たっぷりに踊りだそうとしたところで、反対袖から出てきたやきいも食べてるうみんちゅに激突。

宮近「びっっくりしたーーなんだよお前!なんでまた食ってんだよ!!」

中村「えぇ?だって秋と言えば食欲の秋じゃん(ニヤニヤ)食べる?」

宮近「いらねぇよ(笑)……はぁ。」

中村「あれ、なんか元気ないねぇどしたのぉ?」

宮近「なんか…なんだろ、わかんないけど、訳もなく切なくて…なんだろうこの気持ち…」

二宮金次郎のごとく本を読みながらでてくるメガネ男子な如恵留。宮近にぶつかる。)

宮近「わっっ!びっくりしたぁ。今度は如恵留くんか。相変わらず勉強すきだね…」

川島「なんてたって、読書の秋だからね。それより宮近、悩み事?」

宮近「いや別に…」

川島「そうか、秋になるとなんで切ない気分になるかって?」

宮近「聞いてんじゃん…」

川島「説明しよう!秋になると切なくなるのは、僕たちの身体の中の1年時時計が働くからなんだ。植物は身をつける時期になり、動物たちは子孫を残すために産卵や出産の時期に入る。秋は生き物たちが次の世代へと世代交代にはいる季節なんだ。一方、平均寿命が比較的長い人間は、身体が冬に向かって準備を始める。その時身体の中では、修復と再生の一環として自律神経の働きが活発になり、瞑想神経が通常より盛んになる。その結果、秋は誰もがついつい物思いに耽りがちになるんだ。また、気圧の低下や日照時間の減少も大きく関係していt(ここで他vis japanが楽器を持っておもむろにステージに現れ次の曲のイントロが始まる)

【M12 秋】

これですよ。満を持して結成されたTravis Japanバンド!!(コントしてた4人もしれっと楽器を持って定位置に。うみんちゅが小道具のやきいもをさりげなく新聞紙に包んで足元に置いたのがソーシュールだった…)リードギターにしめちゃん、ベースに美勇人、キーボードに如恵留。メインボーカルが顕嵐でサブボーカルが拡輝。ここまではまぁ、わかるとして。他の4人がすごかった!しーくんのドラム(こばみずに教えてもらったりしてたらどうしよう…ゴクリ…)も、かじんちゅブラザーズのサイドギター(あーでもないこーでもないけんかしながら二人で練習してたら超かわいい)も、見事でした!!宮近のパーカスもさすがのリズム感、非常にいい感じで…。がんばったんだねぇ(泣)EXシアターかここは(号泣)やっぱり、バンドできると本当に芸風が拡がるなぁと。人数を活かしたボリュームで見栄えがするし、とにかくすごくよかった。選曲の渋さも絶妙!これかっこいいんだよね本当に。サビの「JUST SAY GOOD BYE.」で全員の声が合わさるところの爆発力とかそれこそトリハダものだったし、Cメロの「やがて雨はあがるはず 別々の生き方輝かせて」はブルーの照明に溶け込んでいくように顕嵐と拡輝の声がすごーくきれいにハモってて。ダンスもバンドも出来ちゃうなんて、ちょっと最強すぎじゃない?Travis japan。しめちゃんが奏でるアウトロのギターの旋律が、上がりかけの秋の雨みたいに悲しくしっとりとしててなんだか今も耳に残ってる。

【M13 夕闇トレイン】

これもバンド形式で。ベースとギター2本、そしてドラムが一緒に刻むビートにしびれる。特にドラムはこれぞ太鼓の達人!って感じで(笑)手数が多いわパターンがころころ変わるわだから、しーくん相当大変だっただろうなぁ。初日後閑也担の友達に見どころを聞かれて、Aメロの最後のスネア8分連打と、サビの♪twilight trainのメロに合わせてハイハットネア・バスドラ4分でダンダン・ダンダンって刻んでるところがかっこいいよって教えてあげたのに、彼女は終演後「ごめん、真剣な表情がかっこよすぎて食い入るように見つめてたら全然音聞こえてこなかった…普通に汗浴びたかった……」って言ってました。

【M14 恋よ(仲田・宮近)】

言うなれば、Travis Japanのおしゃべり担当とおちゃらけ担当。そんな二人が組んでこういう曲を選ぶって、それだけでもうずるいでしょ?でも、さらにずるかったのが演出で。今回彼らが自らの見せ場にもってきたのは、滝沢歌舞伎に代々伝わる伝家の宝刀「影絵」。一番はピアノの音のみで、スクリーンに投影させた四つの手の影が次々に姿を変えて遊ぶ。すこし簡単にしてたけど、ほぼ滝沢演舞城2013の振り(?)のまんまだったかな。義経のパートが拡輝、三郎のパートが宮近くん。二人のつくるうさぎがそっと近づいてくすぐったそうに口づけるところとか、本当に繊細でかわいらしくて、きゅんとするしかなかった…。鳥の羽ばたきなんかも、力強いのに伸びやかで素敵で。二人とも、結構手首がほっそりしてるのに手がしっかり大きいから映えるんだよね。楽しくって思わずスクリーンを夢中で見ちゃいそうになるのに、流れる汗そのままに映った影を見守る拡輝と宮近の横顔はいつになく真剣で、そっちはそっちでものすごいかっこいいから、目が二つしかないことを呪いました。そして、一番が終わるとゆっくり立ち上がって歌いだす二人…。

宮近「もうらしくない君を、僕の腕で包んでいられない

拡輝「悲しくても苦しくても泣いたりできない恋よ

なんて、センチメンタルな。すすり泣く声がかすかに響く会場。だけど、お互い歌ってない時には少し下がって軽く振りをつけてみたり、サビでは目を合わせてちょっと微笑いながらハモったり。ウェットになりすぎない絶妙なバランス。適度な自由さ。そんな二人が残してくれた、秋の夜風のように心地いい余韻に浸っていると…。

【M15 怪・セラ・セラ(七五三掛・梶山・中村)】

トリックオアトリート!怪・怪・怪~ケセラセラ

歌い上げたひろちかが捌ける前に乱入してきたのは、魔女っ娘しめちゃん、朝日ゾンビ、ドラキュラうみんちゅ。なにがかわいいって、本人たちがめちゃくちゃノリノリなこと。(笑)しめちゃんはとんがり帽に杖もってきゃぴきゃぴ。朝日はゾンビメイクでいつもの1.5倍の顔面濃度だし、うみんちゅはシュッとしたスタイルにドラキュラマントが似合う。なんだこの楽しいハロウィンパーティーは!そして、冒頭で「お菓子くれなきゃいたずらするぞ!」と言っておいて、なぜか客席降りしてキャンディーに見立てたボールを配り歩く。ひとり5個くらい持ってたのかな?これがオリジナルの包装紙に包まれてて超かわいいとネットで話題になったから、二日目からこの曲では通路横が戦場になったそうな。どっちがオバケだか……。

【M16 僕はVampire】

ダッダッダ ヴァンパイアー♪

\ゥギャァァァァァァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!/

だからどっちがオバケだか。いや、でも、無理ないですよそうなりますよ。私も興奮してなんかよくわかんない声出したし、いつも以上にへんな顔してた気がする。これ出しちゃう。あ、そう、このとっておき出しちゃう…。

川島「満月の夜恋の迷宮へ招待

仲田「誰も知らない本当の僕の正体

わあああああああああああああ。いや落ち着け、ただのヴァンパイアじゃん?全然普通じゃん?

顕嵐「コントロール効かないほど君ばかり見つめてる

宮近「身動きできないほどこの手で強く抱きしめたいよ

は、はは…なんだ、やっぱりただのめちゃくちゃかっこいいヴァンパイアじゃん…

「「「「「「「「「僕はvampire 君はTarget」」」」」」」」」

ギィヤァァァアァァアァアァァかっこいいぃぃぃぃ好きいいぃぃぃぃ血吸ってぇぇぇぇ

…いや、ほんとにそれくらいすごかったんですって。破壊力が。マジでマジで。「噛みつきそうなKissが止まらない」で手の甲で唇拭う美勇人とかね。もちろん「Vampire…」は9人分。自称セクシー路線、朝日の気合いの入り具合がさすがでした。これ、頼むからDVD化してくれ…5万なら即決します…。

【M17 Heartful Voice】

全員が捌けたステージ。一瞬シーンとする会場。すると、空から……?

ふわふわと落ちてくる雪(の結晶型の落下物)と共に始まったのはこの曲。一緒に手振り踊れる曲って、やっぱりいいよね。カジュアルだけど全員白で統一した私服系の衣装に、それぞれニットキャップやマフラーをしてる姿が等身大でキュートでした。

君が好きと、言葉にした」「白く染まる街の中で

その声だけ響いていた」「そして君はうなずいた

まるでドラマのワンシーンを見てるような。あんな風にはにかんだ笑顔で目を合わせられた日には、本当に世界に二人しかいないみたいな、そんな気分になっちゃうよね。思わずそして君はうなずいちゃうよね…。

【M18 雪が降ってきた】

メドレー形式でたたみかけるように。この曲って本当に、よくこういう歌詞をつけたなぁと思わずにはいられない。かわいくてポップな曲調に似合わないようにも思える、失った恋の物語。だけど不思議なほどハマる。秀逸だよなぁ。残念ながらバスケはしてなかったんだけど(笑)いかにもJr.ぽい振りを余裕綽々にキメキメで踊る姿を見て、あーやっぱりこの人たちダンスの精鋭だなぁってなんて思ってると、途中で捌けるひろしめかじあらんちゅ。

【M19 Silver Bells(仲田・七五三掛・梶山・中村・阿部)】

サンタ姿ででてきた5人にいっそう沸く会場。これ、ジャニーズクリスマスソング界における裏ボス的存在だと思う。絶妙にかっこよくてかわいくて。クールなAメロは雪の振る夜を思わせるんだけど、Bメロでじわじわとあかりが灯って、サビで一気にクリスマスの街並みにイルミネーションが点灯するような展開。坂本くんパート「星のChristmas tree~♪」で拡輝サンタの美声が冴える。「伝えたい心のまま」であれどこのキムタクかな?ばりに胸をたたく朝日とか。「見つめ合うsilent night」でめっちゃ顔近づけて見つめ合うあらんちゅとか。最後はしめちゃんの「好きだって今なら言えるから」で全員KO。

【M20 シンデレラクリスマス(森田・川島・宮近・吉澤)】

おなじくサンタ衣装で現れた4人。そう、siver bellsが裏ボスならこの曲は帝王。谷本新さんの曲っていうのは本当に本当に…どうしてこうも胸をどきどきさせるんだろうか…。如恵留くんが「バイトして買ったイヤリング」なんてさ。妄想膨らむよね。「自分で稼いだお金でプレゼントしたい」ってママに内緒で勉強の合間を縫って麻布の高級レストランバーでピアノを弾くアルバイトしてくれたんだろうなぁ…あ、だめだ好きだ。あんまり華麗踊るから、見慣れた振り付けもなんだか特別に思えてくる。この4人、それぞれが自分の魅力を本当によくわかってるなぁと。しーくんの足さばきなんか、本当に軽くてもつれる感じが無くてきれいだし、何気ない手の付け方もおしゃれで。

宮近「ごらん、雪がやんで 星が瞬いてる

森田「ガラスの靴さえ僕たちにはいらない 普段着のままの君愛してるよ

ホストか!と突っ込みたくなるようなキザな歌詞だけど、サンタ姿だとなんだか可愛らしくて、しっくりきてしまうのがずるいよね…。

【M21 真冬のナガレボシ】

9人のサンタが勢ぞろいして届けるのは、つめたい空気に白く浮かんだ吐息のようなきゅんと切ないラブソング。トラジャって、昔のNEWSの曲が似合うなぁと。単純に歌割が合うっていうのもあるし、曲調や歌詞のカラーもなんかハマる気がする。Bメロのいわゆる「PPPH(パン・パパン・ヒュー)」なんかもヲタクがだいすきなやつで、なかなかあざといナンバーなんだけど、個人的にはAメロがすごくすきで。

仲田・川島「恋してる日は輝きに満ちていたよ」 

森田・七五三掛「どんなことも叶う、そんな気がした

阿部・宮近・吉澤「夜空へと手を広げ涙をぬぐった

中村・梶山「もうすぐこの雪は雨に変わる

って各々のユニゾンにそれぞれの魅力が生きててなんかじんわりきてしまった。

そしてそのまま、この曲のメロを使って一人ひとりお別れの挨拶。トリの如恵留くんが喋って、「みなさん、本日は誠にありがとうございました!!」と舞台調な挨拶をして深々とお辞儀したのと同時にぱっと照明が落ちて…

“I wish to meet you anywhere.”

【M22 DREAMS】

逆に聞きたいんだけど、泣かなかった人っていますか?ちなみに私はむせび泣きました。本編最後に、大事な大事な1stコンサートの最後にこの曲はあまりにもずるい。

仲田「なぜ涙あふれるの?言葉では言えない時

宮近「目の前に夢があるまだ誰もしらない夢が

川島「強く生きなくてはいけないよね

なんて一つひとつの言葉を大事に歌ってくれるんだろう。そして、サビで一気に9人の声が重なった瞬間。

 

進むべき道は自分で

そうさ自分の意志で決めればいい

「愛してる」

目をそらしたりせずに言えるように

 

ずっとTravis Japanについていきたいと思った。

七五三掛「なぜ笑顔こぼれるの?君のこと見てるだけで

森田「今すぐに知りたくて… ……。届かなくて

美勇人は泣き出しちゃうし。

吉澤・梶山・中村「優しくなれるのは強い心

朝日とうみんちゅも号泣で、しーくんが真ん中でふたりの頭わしゃわしゃ。

阿部「沸き起こるこの思い。いつの日にも僕を支える

 

進むべき道は自分で

そうさ胸に手を当て 振り向かずに

「愛してる」

透き通る空のように 言えるように…

 

あまりにも強く心にくるメッセージを残して、本編終了。

\We are Travis Japan!!!!!!!!!!!/

 

【ENC1 スキすぎて】

余韻に浸り、嗚咽があちらこちらで聞こえつつも徐々にトラジャコールが沸き起こる会場。

梶山「おいおいおい、泣いてる暇ねーぞーーーー!」

お前が一番号泣してたがなwwwwwそれに続いて次々出てくるメンバー。スタンドマイクをもって。てことは…?

宮近「みんなのことがスキすぎてーーーーーー!!!」

きました課題曲!!!鉄板!!!名門!!!ふぉ~ゆ~、They武道の公演と比べて圧倒的に踊ってる人が多い会場(笑)Bメロから踊り始めてたのは今回の中ではトラジャのファンだけだったかも…。

あいあいらびゅー♡/の流れは

阿部「俺以外見ないで…。」あざとい。

梶山「……まだ帰したくない。」トレンディ。

川島「これからもついてきてください!!」清廉潔白。

七五三掛「魔法の粉でしあわせにしてあげる、ちょちょっ♡」天使。

仲田「あっ、沖縄ジャニーズジュニアの仲田拡輝ですっ、すきなたべものh」天丼。

中村「(おいなりさんもぐもぐ)あ、ひとくち食べるぅ?……あげなぁい♡」痩せたデブキャラ。

宮近「もう離さないから(キメ顔)」林遣都

森田「(しーって黙らせてから)…愛してる♡」あざとい。

吉澤「愛してるよ…かぶったーーー…」不憫。

※翌日のMCであいうえお順なんだよ~と。たしかに。「おれ最後だとネタなくなんじゃん!昨日も考えてたやつあったのに美勇人くんが…」ってしーくんの講義は虚しくも却下される。

若干長いけど飽きずに最後まで全力で\あいあいらびゅー♡/しましょう。

【ENC2 C=Normal】

これはもう。十八番ですよ。沸きすぎてもはや煮える会場。アンコールにまでファンサ曲じゃなくてゴリゴリのダンスナンバーもってくる。そして、こんななぞなぞのような歌詞をここまでかっこよく昇華させちゃうあたり、やっぱりさすがTravis japanとしか。それにしても「Baby You&me 夢戸惑う」のあらみゅ、系列店の中で毎回売上1・2を争うホストクラブのナンバーワンが社長の誕生日パーティーで鉢合わせちゃった感すごいよな…。

【ENC3 High Five!】

一度捌けてからのトリプルアンコで盛り上がりはいよいよ最高潮。この曲を9人みんなで踊るのを見れる日が来るなんて。うれしかったなぁ。あらちかには振付師のYARAさんがみっちり個別レッスンを付けて下さったとの後日談。おかげさまで、マリオジャンプは9人になってもばっちり揃ってました。そしてゆまトラクリエのオーラス同様、サビでは客席も持ってるものを全部おいて一緒にHigh Five!

 

願い続けた未来を、

このでつかみとるまで

これからはもうわない

ただり続けよう

 

頼もしいじゃないですか。かっこよすぎるじゃないですか。

願い続けた未来を彼らがつかみとるその日まで、

走り続けるその背中をずっと見守っていきたいな。

そんなふうに強く感じた、Travis japanの1stコンサートでした。

現場からは以上です!!

 

次回、M.A.D公演レポ流します。

 

 

next.